私は50歳代の男性です。現在、妻と二人賃貸住宅で暮らしています。
物忘れが気になっていた時の仕事は、医療関係の総務をしていました。 以前から何種類もの仕事を掛け持ちしていましたが、「なぜ、こんなことを忘れてしまったのだろう」と思うことが多くなりました。
年齢的に物忘れが出てもおかしくないと思いましたが、以前の自分と比較するとあまりにも物忘れが激しいような気がして、「認知症ではないか」と不安になったりもしました。ネットで原因や症状、対策などを探して認知症テストもしました。
やっぱり50歳すぎると認知症が心配です。
50代で物忘れが激しくて認知症が心配?
私は今まで仕事に関しては、カレンダーや手帳にスケジュールを書き込んで「今できるものを先延ばしにしない」という心構えでこれまでやってきました。
だから突発的なトラブルが起きた場合でも、自分のスケジュールの遅れに対する調整はできていました。
しかし物忘れが気になったころは、毎日短時間で仕事を処理することが必要とされる中、外出しなければならない機会が増えていました。
移動時間で処理できる時間が削られ、毎日バタバタと仕事をして、気が付くと毎日残業して帰るという状況が続いてました。
帰ってからは、「何か忘れていることはないか」と不安を感じながらも疲れていたため、早く眠りたいと思っていました。しかし、隣人の生活音に悩まされ、眠れない日々が続いていました。
私は元々神経質な方で眠りも浅く、物音で一度目が覚めてしまうと、なかなか眠れないというタイプです。朝までうつらうつらしながら、何とも言えない悪夢を見たりして最悪の状況で出勤していました。
私の仕事のひとつに、寮の管理がありました。寮として使う、賃貸物件の契約や電気、ガス、水道の手続き、引っ越しや備品の手配などを行うものです。
ある朝、携帯が鳴り名前を見ると上司からでした。そのとき、頭に中で「しまった!ガスの開栓手続きを忘れていた。」と一瞬で用件がわかってしまう出来事がありました。
電話に出た瞬間上司に謝り、朝一で立ち合いに行き、開栓手続きを済ませました。電気や水道など、立ち合いの必要のない手続きは電話できます。しかし、ガスの開栓は立ち合いが必要です。
毎日バタバタしている中で、自分のスケジュール調整ができずカレンダーや手帳に書いていたにもかかわらず忘れてしまったのでした。
上司や入寮者に謝り大事にはなりませんでしたが、私はすっかり信用を無くしてしまったと落ち込みました。その後もこのような失敗が多くなっていき、私はすっかり自信を無くしていました。
50代が物忘れが激しいと感じた時の原因と対策
急に物忘れの症状が増えたので原因が何なのか気になりました。
そしては私は自分の症状の原因が知りたくて色々と調べました。調べると物忘れには認知症などの病気の場合とストレスや運動不足の場合があると知りました。
ネットでさらに簡単な認知症テストもやってみたのですが、結果は大丈夫だったので認知症までにはなっていないようだと考えました。
しかし、今後認知症対策の食事は必要だと思い、塩分やコレステロールをとりすぎない、抗酸化物質をとる食事にしようと思いました。
妻に言って、食物油は抗酸化作用のあるオリーブオイルにしてもらいました。
食べ物は、ビタミンCやEなどを多く含む焼き海苔やモロヘイヤなど、βカロチンを多く含む南瓜やブロッコリーなどの緑黄色野菜、DHAやEPAを多く含むいわしやさばなどの青魚、豆腐や納豆、卵、豚レバーなどを食べるようにしました。
そのほか、ポリフェノールも良いということなので、チョコレート(糖尿病にならないよう一日取る量は少量)やお酒はワインを飲むなどを心がけています。
あとストレスの発散が大事と知りました。ただ私自身仕事の都合上運動はなかなかできないので以前聞いたことがあった「笑うこと」でストレス発散を心かげています。
「笑う事」がストレス発散になることを毎日思い出し、お笑い番組などを見て毎日笑うようにしました。
また、運動不足を解消する可能な方法として、昼休みの散歩や休日の買い物はできるだけ広いショッピングモールなどを歩くようにしています。
あと睡眠不足の対策としては、寝る前にお風呂に入るようにしました。今までは、帰ったらすぐシャワーだけを浴びていました。
しかし、体温を上げると寝る前に下がるため眠りやすくなると知ったので、できるだけ寝る前にシャワーを浴び、お風呂に入るようにしました。
また、悪夢対策に「りんご酢」が良いと知ってから、毎日欠かさず飲んでいます。「りんご酢」には内臓脂肪も減らす効果もあるそうです。
物忘れ対策を意識するようになってから、物忘れの頻度は少なくなってきたようにも感じます。毎日となると難しいものもありますが、これからも継続していくつもりです。