私は30歳代です。
現在妻と2人暮らしをしています。わたしの仕事はスーパーの鮮魚士です。仕事がらそれほど字を書く事はないのですがそれでも魚の種類など紙に文字を書くという作業があります。
どんな仕事にも少しは書くという作業があると思いますが、その時漢字が思い浮かばないことが多く、漢字を書くことができません。漢字がかけない時には、物忘れが激しいと感じる自分がいます。
もちろん簡単な漢字や毎日書いている漢字は書けるのですが時折書く文字がなかなか出てきません。現役の学生の頃は難なくスラスラと書けていた漢字が今は出てこなくなり脳の劣化を痛感します。
物忘れの悪化はおそらくあれが原因・・・。私が始めた対策とは?
30代鮮魚士が感じる物忘れがとは?
私は30代の鮮魚士です。
毎日魚調理などを担当しています。最近本当に物忘れが激しくなってきたなと思います。特に最近昔覚えていた漢字が思い出せない!
ある時、"保証して下さい"という内容の文字を書こうと思い、紙にペンを走らせていたのですが、なんということか"ほしょう"の漢字が出てきません。なんとか"保"は出てきたのですが続く"しょう"が出てこなかったです。
漢字が出てこない時は、ペンがそのまま止まってしまい仕事が先に進みませんでした。いつもなら分からなければ直ぐにスマホを取り出して調べ物に入ってしまいますが、魚を捌いているその場所にスマホはありません。
つくづく検索機能の有り難みとすごさを痛感してしまいました。結局"ホショウ"とカタカナで意味のわからない強調をしながら文章を書いてしまいました。文字を見れば読める漢字なのに、しかもそれほど難しい漢字ではないのに書く事が出来ない。
今思い返しただけで恥ずかしくなってしまうエピソードです。これこそまさに記憶力の低下、物忘れが激しい原因だと痛感しました。そしてなぜこんな事が起きてしまうのか考えさせられました。
私自身で考えたのですが、おそらくその原因は、スマホにあるのではないかと直ぐに思いました。なぜなら漢字が思い浮かばない時すぐにスマホの検索機能に頼ろうとした自分がいたからです。
その時の自分は無意識にスマホを求めていましたし、検索をかければお目当の漢字がすぐに出てきて何も考えずに"保証"という漢字をペンで文字にしていたはずです。
現代社会においてIT機器は人々のすぐそばにあって手放すことのできないアイテムになりました。実際とても便利なツールです。なんでも出来てしまいますし、漢字を検索できてしまう事もその便利さの1つとして数える事ができるはずです。
しかし、実際に私が経験した通りIT機器に頼りすぎてしまうと、自分の脳は低下してしまい漢字の引き出しが減っていってしまったのです。
便利なIT機器ですが、自分の脳のためには頼りすぎるのも良くないものではないかと今は思っています。
IT機器に頼らず、物忘れを改善するための方法
スマフォに頼りすぎて、漢字を忘れたり、物忘れをしたりと最近困っていました。
だから私は、漢字を思い出せないといった物忘れを改善するためにある行動を取るようにしました。ただこの行動は至ってシンプルなものです。
私がとった行動とは、とにかく書くという作業を増やすということです。時折人前で5〜10分話すという事があるのですが、その時簡単なメモ書きを準備しておいてそれを見ながら話します。
メモ書きはこれまではスマホに入力していました。理由は簡単です。気軽に思ったことをメモとして残しておけるからです。最近は音声を文字に起こしてくれることまでスマホはしてくれます。
とても便利な機能を知っていながら使わない手はありません。とはいえ、この度"保証"という漢字が書けなくなるという脳の低下を強く意識したので、メモを書く時には紙に書くという事を実践して見ることにしました。
百均ショップに行って手のひらサイズのメモ用紙を購入し、言伝をする時にも、人前で話す時のメモ書きにも可能な限りペンを握って紙に文字を走らせるという事を強く意識するようにしました。
最初のうちは書けたはずなのに書けない漢字がたくさん出てきましたが、なるべくスマホに頼らずに思い出すようにして脳の中の錆切った引き出しを無理やりこじ開けるようにしながら漢字を思い出しながら書くようにしました。
もちろんスマホに頼らざるを得ない時もあったのですが、そのうち脳が慣れてきたのか漢字が出てくるようになったのです。これは自分で自分に感動しました。やはり書く事が物忘れ予防に欠かせないようです。
私たち世代でも使わない知識は使えなくなることを知りました。そのせいで物忘れが激しくなることも経験しました。
これからはなるべく自分で使える脳の機能をしっかり使っていきたいと思っています。